こどもの城

「低年齢児の遊び場」というイメージがあるかもしれませんが、子どもと子育て世代の大人だけでなく、思春期の中高生や大学生、退職された方々まで、幅広い世代が利用できる施設です。ふらっと来れば遊び場ですが、目的を持って来るとより深い気づきや学びを得ることができます。

諫早市こどもの城は、既存の施策を複合した新しい児童施設として開館し、7年が過ぎようとしています。これまでにない自治体独自の施策であったためか、開館前は施設の必要性を含め、運営を心配する様々な意見もありました。
しかしながら、子育て支援の充実や少子化対策がますます叫ばれるなど、時代の推移とともに、今では、諫早市の特徴的な施策の一つとして成長を続けています。市外・県外から視察に来られた方からは、「諫早市は先見の明があったのですね」という感想をいただくことも、しばしばです。

そんな成長途上の施設ですが、当然、弱点もあります。その代表的なものが、「こどもの城って、どんなところですか?」という質問に、一言では答えられないことです。既存の施策で言えば、少年自然の家など青少年教育施設・児童館・子育て支援センターの機能を複合したような施設ですが、この説明では全てを表しきれません。利用形態は様々なので、各人によって、こどもの城のイメージも異なるでしょう。

そこで、こどもの城がどのように見られているのか、こどもの城に深く関わっていただいた方々のお話を紹介しながら、様々な視点から、こどもの城を分析してみます。こどもの城は市民とともに創り続けていく施設です。分析を元に、今後も成長していきたいと考えています。

 

≪参考≫ 諫早市こどもの城のデータ

(1)低コスト、多くの利用者

年間10万人超の利用者、県立・国立の類似施設と比較して小額の予算

(2)宣伝費なしで、多様な団体からの依頼

広報費用0円で年間200団体の利用(うち160団体のプログラムに関与)
・・・親のプログラム、教師の研修、児童厚生員の研修、病院や福祉施設 職員の研修、市職員の研修、大学の授業等

(3)高いリピーター率

スタッフは素で対応しているのに、利用者の9割超がリピーター

(4)スタッフとの“顔が見える”関係

こどもの城で働く資格は、「こどもの城が好きなこと」であり、ボランティアからスタッフを採用し、併せて、「人が一番の遊具」という形で運営

(5)常に充実と改良に努める体質

 

報告書(平成28年度)

第1章 「講師派遣の考え方」

第2章 「結ばれた相互交流」

第3章 「韓国に学んだこと」

第4章 「近隣自治体の親・生徒」

第5章 「諫早市へのフィードバック」

報告書(平成27年度)

第1章 「コミュニケーション・センター」

第2章 「ラーニング・センター」

第3章 「ネイチャー・センター」

第4章 「大人の城」

※詳しくはこちらをご覧ください(諫早市ホームページ)